良い
Lana Del Reyのアルバム。シングル曲を除きプロデューサーは元Steel Trainのジャックアントノフ。
よほどのことがなければ年間のベストアルバムはこれなんじゃないかなと思います。まあ他に色々聞くものがあるので毎日何度もリピートしているわけではありませんが、聞けば「やっぱり出来がいいな」と感じるものです。
最近まで、インディー系のEDMを主として聞いていたおかげで、彼女のアルバムを聞くのはこれがはじめてだったりします。 YouTube Musicでレコメンドされていたこと、および、昔から追いかけているジャックアントノフがプロデューサーであること、が聞いてみた理由です。
が説明が難しい
良いとは書きましたが、良さの説明がとても難しいです。
ただメロディーに芯があり、その水準が業界水準においてかなりハイレベルであるということだと思います。リズムの強い音楽が好まれる時代において、歌で残っている人の底力というのはすごいものがあると思います。
この曲のポストコーラスのメロディとか、おちょくっているようなセンスを感じます。 何でしょう、全般的に静かめに歌っているのですが、確信犯的でファンキーな遊び心を感じる部分があり、それがうまくポップスのメロディとして機能しているように思います。
ジャックアントノフの貢献としては、実務の場では色々あるんでしょうが、聞いている私の視点から感じられるのはやはりこの曲のギターでしょう。
昔の音源も含めてCDの音源ではあまり聞かれませんが、ライブ動画でのギターソロとかを見てる私としては、あーこれはジャックアントノフだという感じです。
繰り返しになりますが
説明しやすい目立ったテクニカルさがあまりないので、説明がしにくいのです。
とはいえ、以下のサイト等で高評価である評価については全く同感です。
Lana Del Rey: Norman Fucking Rockwell! Album Review | Pitchfork https://pitchfork.com/reviews/albums/lana-del-rey-norman-fucking-rockwell/