多分今年一番聞いた

今年のベストは、間違いなくLana Del Layなのですが、気分とかがあるので良いアルバム→沢山聞くというわけではありません。

Youtube Musicは再生数カウントがでないので残念ですが、秋頃にたまたま見つけた本作は、恐らく今年で一番聞いてるだろうと思います。

２０１９年も終わりですが、１週間に３周りはしているのではないでしょうか。

音について

言葉足らずで表現ができないので評価ポイントを列挙。なお、歌詞はあんまり考慮・評価しないので、酷い内容でもその点はご了承ください。

とにかくバックトラックがよく作り込まれている。リズムの心地よさがかなりのもの（わからない人はわからないかも）。
その上に乗るラップのリズム感も良い。
中間の掛け声（下記）のリズム感も良い。

結局のところ、リズム・グルーヴの話なので、どうも明確な表現が難しい。 2019年の、上位クオリティの音（たまに、雑誌等々の2019年の年間ランキングに顔だしています。）だと私めは評価しているので、気になったら聞いてみてください。

Critic Reviews for Fever - Metacritic https://www.metacritic.com/music/fever/megan-thee-stallion/critic-reviews

トレンドについて

808をブンブン鳴らす（New School?）Hip Hop、似たりよったりといえば似たりよったりであるのですが、他のジャンルに漏れず、複雑化の方向で進んでいっています。具体的には、トラックの上に１本のラップライン（歌・メロ）ではどうも刺激（差別化）が足りなくなっていて、掛け声的な声のトラック全般での使用が度々見られるようになっています。

本作に関しては、そういった要素が特に目立ちます。この入れ方の良し悪しはもうラッパー自身のセンスでしかないのでしょう。

不協和音等々の音楽的な細かい点の成約なにも考慮なし（何でもあり）なので自由すぎですよね。こうやって音楽は進歩していくのでしょう。